今年も華やかに大盛り上がりを見せた、グラミー賞。同賞で4部門を獲得した「マックルモア&ライアン・ルイス」が1月26日(現地時間)、マドンナやメアリー・ランバートと共に「SAME LOVE」を熱唱し、パワフルなパフォーマンスを披露した。
「SAME LOVE」は、米ワシントン州で同性婚法が成立したことにインスパイアされた楽曲で、同性婚の支持をストレートに表現したこの曲は、ミュージック・ビデオと共に注目を集めていた。
パフォーマンスはまず、マックルモアとメアリー・ランバートがウェディング調にアレンジした「SAME LOVE」を熱唱。
それに併せて米女優のクィーン・ラティファが登場し、あらかじめ会場に待機していた34組の同性愛カップルを含む新郎新婦の結婚式を司り、結婚成立というコンセプト。クィーン・ラティファは、「この曲は一部の人だけのラブソングではなく、みんなのためのラブソングよ!」と同曲を紹介した。
その後、ライアン・ルイスとマドンナがステージに登場し、マドンナの往年に大ヒット曲「OPEN YOUR HEART」を新婚たちにプレゼント。新婚ホヤホヤの34組のカップルは幸せいっぱいの様子で、会場は一気にお祝いムードとなった。なお新婦の中には、ライアン・ルイスの姉も参加し、彼氏のアレックスとめでたく結婚した。
また、会場にいた大物アーティストもこのパフォーマンスに感動した者も多く、ビヨンセ&ジェイ・Z夫妻はスタンディング・オベーションで祝福し、カントリー・シンガーのキース・アーバンも涙目でパフォーマンスを見守った。
さらに、ケイティ・ペリーも結婚式を終えたばかりのカップルの一組からブーケを貰い、大興奮気味の様子で、彼氏のジョン・メイヤーとの結婚も近いのでは? という予感を感じさせる一幕もあった。
この合同結婚式は授賞式の直前まで秘密にされ、ライアン・ルイスとグラミー賞のプロデューサーが授賞式当日(1月26日)に「ニューヨーク・タイムズ」紙に発表していた。
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