マンション購入で必要な
R25を読んでたら、割りといい記事だったので、是非
家を買うには数千万円ものお金が必要ですが…そんな大金、普通は一気に払えません。そこで、ほとんどの人が住宅ローンを利用するわけです。
でも、当然ながら家なんて買ったことのないボクは、住宅ローンのことなんてよくわからない…。そこで、ファイナンシャルプランナーの中村芳子さんに、住宅ローンの基礎知識をご教示いただきました。
「銀行などの金融機関や住宅金融支援機構から融資を受け、利息をつけて返済していくというのはご存じのとおり。住宅ローンの特徴としては、自動車ローンなど一般のローンよりも返済期間が長く、金利が比較的低いことが挙げられますね」
自動車購入よりはるかに高額なお金を借りるのに、住宅ローンの金利が低いのは意外な気がしますが、それは不動産を「担保にする」からだそうです。
「もしも、ローンが払えなくなった場合、お金の貸主である金融機関は担保の不動産を処分することができます。金融機関は、その家を競売にかけて売ることで損害をこうむらずに済むのです。また、ほとんどの住宅ローンは、借主が団体信用保険(団信)と呼ばれる生命保険に加入します。借主が死亡した場合、保険会社からローン残高と同額の死亡保険金が金融機関に支払われます」
ローンと同時に保険に加入することで、金利を低く設定できるんですね。
「ローン審査もきっちり行うことで貸し倒れのリスクを減らす、というのもその背景にあります。たとえば、キャッシングは住宅ローンより金利が高いですよね? 誰でも簡単に借りられる分、“焦げつき”が多いので、高い金利を設定することでリスクヘッジをしているのです」
信用や担保があるからお金を貸してくれるし、金利も安い、というわけか…。でも、住宅ローンって何十年もかかって返済するんですよね。その間、金利はずっと一定なのでしょうか?
「それは住宅ローンの種類によりますね。住宅ローンの金利は、大きく分けて固定金利と変動金利があります。固定金利はその名のとおり、ずっと同じ金利で返済していくタイプ。変動金利は、市場の動向によって金利が上がったり下がったりするタイプです。固定金利の場合でも、全期間固定金利と、当初の一定期間だけ金利が一定という2つのタイプがあります。前者は、もちろん返済終了までずっと金利が変わりません。後者はたとえば『5年固定型』のように最初の5年は固定金利で、5年後にもう一度どうするかを選びます」
借りる側としては、返済が少ない方がいいわけですが…ズバリ固定と変動、どっちがお得なんですか?
「今は変動金利型の方が金利は低いですが、あくまで“今は”です。金利は、市場の状況から各金融機関が決めるもの。今は金利水準が低く、将来金利が上がる余地があるため、変動金利型の金利を低くして借りやすくしています。でも、市況次第では変動金利が固定金利を上回ることがないとはいえません。とはいえ、景気の回復には時間がかかりそうなので、しばらくは変動金利型が借りやすいでしょう」
返済計画を立てやすい固定金利か、変動のリスクはあっても金利の低い変動金利か。これは、ライフプランをよく考えて選びたいところです。でも、一番の問題は、そもそも自分がローンの審査に通るかだったりして…。
いくら豪華なマンションに住んでいても、飲みや趣味のお金を削るのは辛い…。何事もバランスが大事ってわけですね。
「サラリーマンや公務員は、勤続3年以上である程度の収入があればほとんど問題ありません。ただし、転職直後の場合は年収が多くても審査に通らない場合があります。家を買う予定なら、転職前にした方がいいかもしれませんね。借りられる人が気をつけたいのは “いくら借りられるか?”ではなく、“かなり借りられちゃう”こと。年収の40%をローン返済に充てていたら、日常生活に影響してきますよね」

なるほど。せっかくマンションを買ったのに、住宅ローンで生活苦に陥るのは本末転倒かも。き、気をつけなくっちゃ…。
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家を買うには数千万円ものお金が必要ですが…そんな大金、普通は一気に払えません。そこで、ほとんどの人が住宅ローンを利用するわけです。
でも、当然ながら家なんて買ったことのないボクは、住宅ローンのことなんてよくわからない…。そこで、ファイナンシャルプランナーの中村芳子さんに、住宅ローンの基礎知識をご教示いただきました。
「銀行などの金融機関や住宅金融支援機構から融資を受け、利息をつけて返済していくというのはご存じのとおり。住宅ローンの特徴としては、自動車ローンなど一般のローンよりも返済期間が長く、金利が比較的低いことが挙げられますね」
自動車購入よりはるかに高額なお金を借りるのに、住宅ローンの金利が低いのは意外な気がしますが、それは不動産を「担保にする」からだそうです。
「もしも、ローンが払えなくなった場合、お金の貸主である金融機関は担保の不動産を処分することができます。金融機関は、その家を競売にかけて売ることで損害をこうむらずに済むのです。また、ほとんどの住宅ローンは、借主が団体信用保険(団信)と呼ばれる生命保険に加入します。借主が死亡した場合、保険会社からローン残高と同額の死亡保険金が金融機関に支払われます」
ローンと同時に保険に加入することで、金利を低く設定できるんですね。
「ローン審査もきっちり行うことで貸し倒れのリスクを減らす、というのもその背景にあります。たとえば、キャッシングは住宅ローンより金利が高いですよね? 誰でも簡単に借りられる分、“焦げつき”が多いので、高い金利を設定することでリスクヘッジをしているのです」
信用や担保があるからお金を貸してくれるし、金利も安い、というわけか…。でも、住宅ローンって何十年もかかって返済するんですよね。その間、金利はずっと一定なのでしょうか?
「それは住宅ローンの種類によりますね。住宅ローンの金利は、大きく分けて固定金利と変動金利があります。固定金利はその名のとおり、ずっと同じ金利で返済していくタイプ。変動金利は、市場の動向によって金利が上がったり下がったりするタイプです。固定金利の場合でも、全期間固定金利と、当初の一定期間だけ金利が一定という2つのタイプがあります。前者は、もちろん返済終了までずっと金利が変わりません。後者はたとえば『5年固定型』のように最初の5年は固定金利で、5年後にもう一度どうするかを選びます」
借りる側としては、返済が少ない方がいいわけですが…ズバリ固定と変動、どっちがお得なんですか?
「今は変動金利型の方が金利は低いですが、あくまで“今は”です。金利は、市場の状況から各金融機関が決めるもの。今は金利水準が低く、将来金利が上がる余地があるため、変動金利型の金利を低くして借りやすくしています。でも、市況次第では変動金利が固定金利を上回ることがないとはいえません。とはいえ、景気の回復には時間がかかりそうなので、しばらくは変動金利型が借りやすいでしょう」
返済計画を立てやすい固定金利か、変動のリスクはあっても金利の低い変動金利か。これは、ライフプランをよく考えて選びたいところです。でも、一番の問題は、そもそも自分がローンの審査に通るかだったりして…。
いくら豪華なマンションに住んでいても、飲みや趣味のお金を削るのは辛い…。何事もバランスが大事ってわけですね。
「サラリーマンや公務員は、勤続3年以上である程度の収入があればほとんど問題ありません。ただし、転職直後の場合は年収が多くても審査に通らない場合があります。家を買う予定なら、転職前にした方がいいかもしれませんね。借りられる人が気をつけたいのは “いくら借りられるか?”ではなく、“かなり借りられちゃう”こと。年収の40%をローン返済に充てていたら、日常生活に影響してきますよね」

なるほど。せっかくマンションを買ったのに、住宅ローンで生活苦に陥るのは本末転倒かも。き、気をつけなくっちゃ…。
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